川崎市 ひとり親家庭 支援情報まとめ
川崎市で現在行っている「ひとり親家庭」への支援内容です(2021年12月)
それぞれ詳細内容の書いたページに飛ぶようになっています。
こういった補助を受けることに抵抗がある人がいることも事実ですが、
もらえるものはもらっときましょう。
大切なのは、もらった後にどのような生活を送るかです。
もし、わからないことがあれば、
問い合わせフォームから、お問い合わせください。
1.児童扶養手当
申請することにより、現金給付を受けることができます。
条件:18歳未満、または20歳未満で一定の障害状態にある児童を養育している
細かい条件がある場合がありますが、
基本的には、年齢条件を満たしていて、
お住まいの区の児童家庭課・地区健康福祉ステーションに申請することにより、
翌月から支給となります。
年6回、奇数月に手当が支給されます。(2ヶ月に1回、2ヶ月分)
金額ですが、所得に応じて変わりますが、
児童が1人の場合、1ヶ月42,910円となります。
申請するだけでもらえるお金です。必ずもらいましょう。
詳しくはこちら
2.ひとり親家庭等医療費助成事業
川崎市では、0歳から小学6年生までの医療費は補助されるのですが、
中学生以上は補助されません。
子供の医療費が家計に与える影響は大きく、
ひとり親家庭の場合、
中学生以上の子供に対しても補助しましょうというのが、この制度です。
子供が18歳になった、次の3月31日まで、
医療費の自己負担金(例えば、3割負担であれば、その負担分を全額)が
補助されます。
ただし、入院した場合の保険適用以外の費用=食事代や差額ベッド代は
補助されません。
基本的に外来診療であれば、全額補助されるんだなぁと思ってください。
利用には所得制限があります。
子供が一人の場合は、だいたい収入が420万ぐらいまでとなります。
詳しくはこちら
3.ひとり親家庭等通勤交通費助成金
職場から通勤費が出ない場合や一部のみの支給で足が出ている場合、
月額8,000円までを補助してくれる制度です。
定期券以外にもICカードでの通勤も補助対象となります。
詳しくはこちら
4.日常生活支援(エンゼルパートナー)制度
もし、自分が病気になって、子供の世話に支障が出たり、
残業で子供のお迎えができなかったりするときに、
日常生活の支援をしてもらえる制度があります。
定期的に残業することが決まっている場合には、
決まった時間にお迎えに行ってもらったりすることもできます。
お迎えだけではなく、家の掃除などもお願いすることができるので、
ひとり親家庭には金銭面以外にも手厚い補助があると思ってください。
有料ではありますが、所得に応じて、
最大でも1時間300円で利用が可能です。
詳しくはこちら
5.母子・父子・寡婦福祉資金貸付制度
補助ではないのですが、用途に合わせて、お金を借りることできる制度です。
連帯保証人の設定ができれば、無利子で借りることができます。
利子がついたとしても、年率1%ですので、
他の金融機関から借りるよりも、非常に低金利です。
子供の修学資金やご自身の修業資金であれば、連帯保証人がいなくても無利子です。
詳しくはこちら
6.高等職業訓練促進給付金
安定した収入を得ることを目的に、川崎市が認めた職業につくため(資格を得るため)、
教育訓練を受けている間に支給される給付金です。
要は、以下の職業につくために訓練を受けている間、お金がもらえます。
・看護師
・准看護師
・保育士
・調理師
・製菓衛生師等
・その他(6か月以上の訓練を通常必要とする民間資格も対象となることあり)
詳しくはこちら
7.川崎市自立支援教育訓練給付金
高等職業訓練促進給付金は、対象資格や訓練方法が決まっていますが、
「雇用保険制度の一般教育訓練給付金の指定教育訓練講座」が対象となります。
通信講座なども対象になるため、高等職業訓練促進給付金に比べて、
利用しやすい制度です。
補助は、入学金や授業料の6割(最大20万円)となります。
詳しくはこちら
8.その他
その他以下のような支援施策があります。
・川崎市母子緊急一時保護事業
・母子生活支援施設
・災害遺児等福祉手当
それぞれ、利用する場面が限られていますが、
非常に切羽詰まった状況でも支援の手は届くようになっています。
詳しくはこちら